決めたお題に沿ってブログを書いてみよう、という試みシリーズ。
今回は、 幸せなひとときの話 について書こうかなと思います。お題をまとめてくださった茉莉子さんがこの度ブログを閉められるということなので、このシリーズはこれが最後です。すごく楽しかったので、こんな感じでお題に従ってブログ書くやつは今後も何かやってみたい気もします。マシュマロを使うとかそういう感じで。
最後なので、しあわせそうなお題に決めました。これもまた人によって全然違った答えになると思うので、これを読んでくださった方がいるのであれば、ぜひあなたの幸せなひとときについての話を聞かせてもらえると嬉しいです。
幸せなひとときの話
予定のないお昼間から湯船に浸かっているとき
風呂は命の洗濯だ 、とはエヴァンゲリオンの中の名言のうちの一つですが、お風呂、割とかなり好きです。仕事に追われているとシャワーだけで適当にすませたりしがちですが、朝か晩のいずれかは湯船に浸かってぼんやりしたいと思っています。寒い時期だと特に、湯船に浸かって手足がだんだんと温かくなっていく感覚を感じ取る瞬間が好きです。
予定のない休日、午前中に家事をまとめて済ませて、ちょっとお高い入浴剤を入れたりして、昼間から湯船にのんびり浸かれるのはとりわけ最高。月に一度はこういう休日を過ごしたいものです(現実にはそううまくいきませんが)。
以前のブログで気に入った入浴剤についてつらつらと書いてますので、お時間あればこちらもよろしくお願いします。
最近のお気に入りは、ローズマリーの香りがするバスオイル。プレゼントに頂いたものなんですが本当に良いものです。オリーブオイル由来なので、湯上がりがしっとりとしますし、香りが強すぎないのも素敵なところです。BARTHみたいな無香料の入浴剤と合わせて入れて入っても良い。
好きな人とお酒を飲んでいるとき
パートナー、家族、友人すべてひっくるめて、心を寄せている人と食卓を共にするということは尊いこと。この一年で学んだ一番のことであるような気がします。別に相手がお酒を飲んでいなくともいっこうに構わないのですが、わたしが酒好きということと、同じものを飲食できるというのがミソなのでこのような形に。
社会が感染症拡大防止のための自粛ムードに舵を取って以降、LINE通話やZoomみたいなオンラインミーティングツールを利用して、何度となく人と話をしてはきましたが、アナログ人間なせいかどうもしっくりこない。同じ空間で同じものを食べるということ自体に意味があって、温度、息遣い、味覚、手触り、みたいな五感をフルに使って同期的なコミュニケーションを欲しているということなのでしょうね。はやく憂いなくお酒を飲みに行けるようになればなと願うばかりです。
人への贈り物を選んでいるとき
自粛ムードに舵を取ったことで貯金が進むかと思いきやそうでもなく、飲み代に費やしていたお金はまるっとそのまま人への贈り物に注ぎ込むようになりました。贈り物といっても大したものではなくて、例えば疲れていそうな同僚や友人にお菓子を贈るとか、美味しそうなフルーツの情報をTwitterで目にしたときに実家へ手配するとか、そのような感じでささやかなものですが、なんでもない日に贈るものが増えたんですよね。
母からなんでもない日に贈り物が届けられるようになったので、ささやかでもお返しがしたかった、というのもあります。
すみれがあしらわれたクッキー缶を頂いた。
— え🐮 (@___karg) 2021年6月6日
お忙しかろうにお店の方が直筆で一筆添えてくれるという温かさ。わたしも誰かへの贈り物で利用したい。 pic.twitter.com/FSDUxqzIhk
伊勢丹系列のMOO:D MARK がやはり重宝しています。取り扱い可能な商品に幅があって、妥協しないで選ぶことができるのがさすが百貨店の系列だなと日々楽しくみています。価格帯も千円を切るものから高額なものまで取り揃えられているので、これのおかげで仕事がフルリモートになっても同僚に差し入れをするハードルはだいぶ下がったなと感じました。
贈り物の話は週報でもしたことがありました。
おまけの話
ここから始まった、お題に沿って書いていくシリーズも気がつけば11本になりました。全てのお題で書ききれなかったのが少し残念ではありますが、とても楽しかったです。
なんでしょう……、『これいいよ』をお薦めするブログや記事はインターネットにごまんと転がっていて、それが有益なのは間違いなく、とりわけ信頼できるひとびとがこぞって薦められるプロダクトやサービスは良い物であることがほとんどであって。それはそうなんですが、それを見つけるに至ったプロセスや経緯ってそうそうインターネットに転がっていないんですよね。非常にパーソナルな部分ではあるんですが、同じテーマで何人もの人が文章を書くことで、そうしたパーソナリティの部分が垣間見えたのがとても面白かったですし、自分自身に対しても新たな発見があったように思います。
茉莉子さん、改めて、お疲れ様でした。