決めたお題に沿ってブログを書いてみよう、という試みシリーズ。
今回は、 お料理・お洗濯・お掃除のこだわりにまつわる話 について書こうかなと思います。
TwitterをフォローさせていただいているRinさんのブログを拝見して、一人暮らしを始める前のわくわくだったり、暮らしに対するモチベーションだったりをなんとなく思い出して、わたしもこのテーマで考えてみたいなと思った次第です。(Rinさんのこだわり、飾らない等身大のお答えがすごく好きでした。)
お料理・お洗濯・お掃除のこだわりについて
暮らしのバックグラウンド
さて、わたしは長らく単身世帯です。実家を最初に出たのは大学進学時なので、かれこれ10年ほどになります。時期によっては実家に少し戻ったり、恋人と一緒に暮らしていたりしたこともありますが、まあだいたいそのぐらい。歴が長いから大体のことはやるけど、掃除も料理もそんなに上手ではないと思います。
世間的にはそこそこ拘束時間の長い仕事をしており、平日は仕事しているか寝ているかのどちらか、みたいな感じになりがちです。とりわけ丁寧な暮らしをしているわけでもない、ものぐさな方の一人暮らしですが、こだわっているといえばこだわりなのかなぁ、というポイントについてそれぞれ考えてみました。
お料理の場合
便利グッズを多用する
同じ職場のやはり一人暮らしの同僚や、幼なじみと話をする時には、生活の、とりわけ食の話題になることが多くて、そういう場で色々教えてもらうことが多いです。無印良品のぬか床が楽だよ、とか。なんとなく、同僚も含めて同じような働き方をしている友人とはそういう話をするとためになるし、わたしだけじゃないんだな、という励みにもなります。労働人にとって生活は戦いなので……。
これは同僚から教わったグッズ。味付けをして袋を閉じて冷凍しておいて、食べるときには冷凍庫からそのまま電子レンジに入れて解凍・調理を一緒にできるものです。主菜系のレシピだと1〜2人前用、副菜系なら4人前ぐらいまでは作れるサイズ感ですかね。レシピの乗った紙が付属されてくるんですが、リードのLINE公式アカウントでレシピの検索ができるのもありがたいところです。慣れてきちゃうともはや勘で材料と調味料を突っ込んで電子レンジにかけちゃいますが、基本的に材料を袋に入れて電子レンジにかけるだけなので、普段あまり料理をしない人、料理が得意でない人にもおすすめです。
残業しまくっている時分でいうと、袋のまま保存と調理ができるので、洗い物がほぼ出ないのが最高。忙殺されることがわかっている週は、週末にいくつかこれを仕込んでおけば、平日時間の取れそうな時にレンジにかけるだけですぐ食べられて、ちょっとだけ心が豊かな食生活になります。
お気持ちがだめな時のストックとしても有用です。
何もしたくない、何もやりたくない……の時用にこれを使って下拵えまで終わらせた何らかを冷凍庫にストックしている https://t.co/NsqT3CHU5L
— え🐮 (@___karg) 2021年2月4日
作り置きするなら薄味から
飽き性なんですね、わたし。自分で作ったもののうち、まったく同じ食べ物が3日と続くことが耐えられなくて、間につい他のものを食べたりしちゃいます。3日分作ったものを4、5日に分けて食べる、みたいな。作り置きが向いていない性分です。
なので、作り置きする時はごくうすい味付けの状態で冷蔵庫にいれちゃいます。ポトフとかだとわかりやすいかもしれないです。1日目は薄味のポトフとして、2日目はカレー、3日目はパスタと牛乳を入れてスープパスタにしたり、とかこんな感じ。このやり方でしかほとんどカレーを作らないので、イチからカレーを作るのはあんまり得意じゃない、という謎の弊害がありますが、カレーを3日分作るとカレー味の何かを3日間食べ続けなければいけないので……。
何かひとつ、自分への手のかけどころを持つ
仕事がど繁忙期になると西友かコンビニかぐらいしか開いていない時間帯に帰ることが多く、深夜の西友で毎日安いお弁当を買って晩ご飯にするようなことをしていたりした時期もあります。今は在宅勤務で、勤務形態的にもそれなりに融通を効かせてもらえるようになったので、途中で晩ごはん休憩を取ってから仕事に戻ることが多いですが、それでもなかなか自炊するタイミングを見失いますね。めんどくさくなってお豆腐チンしてポン酢かけて食べておしまい、とかよくやるし、外食・中食が食事の割合を多く占めて、やたらとプラスチックごみだけ増えていく様を見てちょっと落ち込んだりもします。
隣の芝は青く見えるものといいますが、自分はなんてがさつなんだ、とか、同年代が丁寧な暮らしをしているのにわたしときたら、みたいな感じで、他人とついうっかり比べてしまって心が荒んでしまうような問題があります。心を荒ませないためには、多少の手間はかかってもプラスに捉えられる、手のかけどころを何か持つと良いと思います。毎日でなくともいいので。
最近のわたしのこだわりらしいこだわりといえば、土鍋でお米を炊いているということ。以前ブログに仕事の日の朝のことを書いてみていて、その時にも土鍋ご飯の話はしたのですが、手間はさほどかからないにも関わらず、ちょっと手の込んだことをしている感が出るので割とおすすめです。ガス火で炊くご飯おいしいですしね。
米じゃなくても、休みの日のコーヒーは絶対に豆を自分で挽いてハンドドリップしてます、とか、味噌は手作りする、とか、自家製の糠漬けやってます、とか、なんでもいいと思います。食べて美味しい・飲んで美味しいものがいいとは思いますが、ひとつでいいから食の分野で、『これだけは自分の手でやったほうが美味しい』、というこだわるポイントを定めておくのが心の健康に役立つのではないかな、と思います。できればそれはちょっと手の込んだ感が出る何かだと最高。そうすると隣の青い芝に心が負けてしまわないで済むような気がするので。
お洗濯の場合
アイロンがけの必要な衣類は(なるべく)買わない
お洗濯に関してはそんなにこだわりを持っていないです。洗剤や柔軟剤は切れたタイミングで買いに行けるようコンビニに売っているメーカーのものしか使っていないぐらい適当。
アイロンがけもあんまり好きじゃないので、アイロンがけが必要になりそうな衣類はなるべく買わない、というのは学生時代からずっと気にしていることかもしれないです。スーツのインもとろみのブラウスだったり、半袖のセーターを入れていることがほとんど(スーツなんかもう何年も着てないんですが……)。お洗濯に対するこだわりというより、お洗濯のその先のためのこだわり、ですかね。
Tシャツやパンツのたたみジワが気になる、みたいな時はあるにはあるので、衣類用のスチーマーを着る前にささっとあてておしまい、みたいなそんな感じ。
靴下は同じ店で買う
これもアイロンがけの要らない洋服をなるべく着るのと同じ理屈で、畳むときに間違えてイラッとしたくないから、というもの。これはわたしというより母がそうだったので、それをみて育った結果身についている習慣。オフィスカジュアルばかりで一年のほとんどをストッキングかタイツで生活しているので、靴下を履く場面はさほど多くありませんが、無印良品の物だけを買うことに決めています。
お掃除の場合
人を家に呼ばないと気が向いた時に気が向いたところを掃除するだけになりがちだし、ストレスが溜まってくると夜中に排水溝掃除をし始めたりする、というぐらいで、特に気合を入れてお掃除をすることがなく、それゆえこだわりもお洗濯以上にないです。しいて言えばそもそも掃除しないで済むようにものを増やさないことぐらい……?
同僚が利用しているのを聞いて気になっているのは家事代行サービス。義理のご両親が来訪される前に必ず頼んでいるのだとか。水回りのお掃除だけ、とかピンポイントの依頼ができると聞いて、それなら確かにお願いしてみたいかも、という気持ちにはなっています。いますぐ、は社会情勢を鑑みたときに難しいのかもしれませんが、在宅での勤務中にもお願いできるので、今年一度は挑戦してみたいなと思っています。
疲れた独身OL丸出しのとりとめのない感じですが……こんな感じです。皆さんがインターネットに公開されるお料理・お洗濯・お掃除のこだわりを見てもう少し勉強させてください。