久しぶりに、年の瀬に限らず、『買ってよかったな〜』を思った時に小さく少しずつ漸進的に、今年のベストバイのお時間です。といっても、またしても買ったのは今年ではなく正確には去年なのですが。。
前置き：カメラとわたし
昨年末うっかりとミラーレス一眼カメラを手に入れました。
昔お仕事でお世話になった知人と話をしていて、ひょんなことからカメラを勧めていただいたんですよね。その方はご家族やご友人とのご旅行にカメラをお持ちになられていて、食事をしながら見せていただいて、星空の写真や風景の写真がすごく印象に残ったんです。スマートフォンのカメラで撮っているだけだとどちらもうまく撮るのはなかなか難しい、という話になり、せっかく旅行をするならカメラやると楽しいですよ、と。初心者ならこの辺りはいいんじゃないですか、とその時教わった機種やレンズのうちの一つがたまたまちょうどいい価格帯でオークションに出品されており、まあ落札できたらラッキー、ぐらいの軽い気持ちで入札したらうっかり落札できてしまって。
Olympus Pen E-PL10
で、私の手元に届いたのがOlympus Pen E-PL10*1というミラーレス一眼カメラです。レンズはあんまりよくわかってないですが、とりあえず街歩きにもセルフィーにも使えるように、なんかズームできるやつです。ズームレンズというんですね。カメラと同じくOLYMPUSのもので、14-42mmと書いてありました。本当にわからなさすぎてChatGPTに聞いたところ、軽くて幅広いシーンで使える初心者向きのレンズ、だそうです。写真のためにあれこれ持ち歩く、というのは自分のスタイルにまだしっくりときていないので、一つのレンズである程度のことを幅広くこなせる点と、軽い点はありがたい限りです。
今だともっとシュッとした見た目のカメラが流行っているんでしょうが、このレトロっぽい感じがなかなかどうして可愛いものです。
持ち歩き問題
ところがこのカメラ、軽量化されているとはいえ頑丈なボディで、スマートフォンですら時々重いなと感じる身には結構重たくて。また精密機器をどうやって持ち運ぶといいか思い悩んでいたこともあって、しばらくおうちで宝の持ち腐れになっていました。撮るものが無さすぎて、自宅に飾っていたリースを撮ったりなんかして、スマートフォンで撮る写真との手触り感の違いをのんびり楽しんでいました。
それまで私用で触るカメラといえば、今でこそエモいと巷で人気が再燃しているコンデジを軽く使ったことがある程度で。E-PL10を持って調べ始めてようやく、カメラケースって意外とゴツいんだな？！とびっくりしたのです。荷物は軽ければ軽いほどいい、カバンはなるべく小さくしたい、という身にとって、ハードなカメラケースは確かに安心ですがカバンに収めることが難しい。コンパクトにカメラを持ち歩くのにちょうどいいケースとは……、と探しつつ、なかなか巡り会えないなー、となっていたところです。
ラネージュのノベルティポーチが持ち歩き用にしっくりくる
転機になったのは（？）、今年の6月のQoo10メガ割でお買い物した時のこと。スキンケア用品のストックをラネージュでお買い物したところ、商品と一緒にノベルティのポーチがおまけとして梱包されてきました。なんとこれがカメラがピッタリ収まるサイズで！
カメラ、替えのバッテリー、あたりは全く問題なく入れられるサイズ感。生地は軽くてふわふわ。中綿といっていいのか、生地の内側にしっかり空気が含まれている感じで、外側の衝撃は問題なく和らげてくれそうです。そしてポーチですが細いチェーンがついており、ポシェットとして使うこともできる。つまり必要に応じて肩からかけて使えるのです！
柔らかいポーチなので荷物としてもそんなに嵩張らず、かつポーチ自体の重さはないのでかなりコンパクトにカメラを持ち歩くことができます。図らずも自分の理想としていたカメラの持ち歩きのためのポーチが、お買い物のおまけで手に入ってしまったのです。ラネージュさんありがとうございます。これからもラネージュのウォータースリーピングマスクは使い続けます*2。
カメラと一緒に旅する楽しさ
ということで、今までずっと自宅でお留守番だったカメラを、ようやく外に持ち出せるようになってきました。初心者マークなのもあるし、カメラの機能自体を使いこなすのに結構難しいのもあるし、で、ずっとオートモードという自動でいい感じにしてくれるモードでばかり撮っていますが、やはりスマートフォンで撮る写真と少し違う "うまみ" のようなものが出ます。
全て加工なしのカメラ任せです。
スマートフォンで撮る方が手軽だし、補正もかけてくれてすごく綺麗に撮れるんでしょうけど、フォーカスのかかり方や光の抜け具合、みたいな、カメラにはカメラの良さがあるなと感じます。ポテトチップスをこんなにムーディな感じには、スマートフォンだとなかなか上手くできない。カメラについての知識や技術が全くなくても、まあなんとなくいい感じに仕立ててくれるオートモード様様です。
ChatGPTに写真を見せると、手ブレがあるぞ、とか、ピントが甘いぞ、とか色々改善ポイントを挙げ連ねられましたが、 "手軽に" "それっぽい" 写真が撮りたいだけなので一旦忘れます。まだまだ、自分がどんな写真を "それっぽい" とか、いいなと思えるのかを探している最中でもあるので、そういうものが見つかった時にはまたChatGPTに相談することにします。
