
そんなに最近でもないのですが、3ヶ月前からパーソナルトレーニングに通い始めました。学生時代一番嫌いな科目は体育で、自分が体を動かすことにお金と時間を注ぎ、コンスタントに運動を続けるようになるとは正直まったく想像していませんでした。せっかくなので経緯だったり、最近感じていることを少し日記として書いてみます。
経緯
もともと私は3年ほどピラティスをやっていまして。より高難易度のワークに挑戦したり、より精度を上げるため*1に、体の脂肪量を減らして(特に体幹の)筋肉量を増やしたいという気持ちがありました。ピラティスで痩せる、という言説もあり、自身もピラティスを通じて多少は体が変わったと思いますが、もっとラディカルに変えたいなと思った次第。
逆に言えば、働き出してからの運動経験はピラティスしかなく。通っているピラティススクールはスタジオの相互利用が可能な代わりにレッスンの開講量が少なめ。通える時はいいのですが、仕事とレッスンのスケジュールが合わなくなると途端に運動不足になるわけです。ということで、前年度の健康診断の結果が自分の中であまり芳しくなかったことも、運動量を増やすか……、と思った要因の一つです。
余談ですが、ピラティスを始めたのも肩こり解消のためであり、運動自体は長らく嫌いなものの上位に入っていましたし、体育の授業は学生時代一番不得意な科目でした。苦手意識が先行して、近場の24時間ジムでガリガリ追い込むということは多分できなかったでしょう。
ピラティスをより上手くなるためにしっかり筋肉を養いたいというのがあったので、自己流で取り組むより身体のバランスを見ながら調整をしてもらえるパーソナルトレーニングを選択した、という格好になります。
先のような経緯があるため、いわゆる痩身目的のパーソナルトレーニングでありつつも、極端に摂取量を減らしたり、いわゆる◯◯制限、のような食事制限はかけないことになりました。これまでのおかげか(?)筋肉量がしっかりある方だったのですが、今ある筋肉量をまずは落とさないための食事をする、ということで、通い始める前からすると『逆にこんなに食べないといけないの……?!』と思ったりもしつつ。もともと体格の割に食べられる量が少ないタイプだったのですが、少しずつ摂取すべき食事量に慣れてきたところです。
とはいえ出張や外出も多く、一方で在宅勤務で家から出ない、みたいな日もありつつ、と食事のコントロールに関してはずっと試行錯誤中です。最近は夏バテもありつつなので……。
ピラティスとパーソナルトレーニングの違い
ピラティスにももちろん自重でのトレーニングという要素があるんですが、ストレッチも多分に含まれるので、心拍数の上がり方が全然違うなと感じます。ピラティスはリハビリテーションのために活用された歴史もあり、そもそも "無理をしない" ことが考え方の根底にあって、それを前提にしてセッションが組まれるわけですが、パーソナルトレーニングで実践するような筋トレとなると、 "限界を少しだけ超える" ことが考え方にあるような気がしていて、考え方の差分を存分に味わい楽しんでいます。
体を動かすって楽しいのかもしれない
自分自身でも面白いなと感じるのは、ピラティスも同じなのですが、一回一回のセッションをすごく楽しんでいて*2、意外と自分が運動嫌いなわけではなかったんだなということがわかったことです。いわゆる文化系、体育会系というような表現がありますが、長らく自分自身のことを文化系だと思っていた身からすると、筋トレをするために金銭的にも時間的にも注ぎ込んで通うと思ってもいなかったのです。必要に迫られて行く、嫌だけどお金がもったいないから行く、……、そんなマインドになるんじゃないかなと予想していたのですが、全くそんなことなくて、行くとめちゃくちゃ楽しいんですよね。できることが増えるたびにべらぼうにトレーナーさんが褒めてくれるのもきっと無関係じゃないんですけど、前回より今回の方がより重いものを持つことができた、とか、より回数多くこなすことができた、とか、やるべきことが明確で小さく目標を刻みやすく、また目標を達成したときにわかりやすいというのがいいのだろうなと思います。社会人として働いていると、とりわけ私のような職の場合は達成感をなかなか得難い仕事をしているところもあり。
私は本当に運動嫌いだったのだろうか?
また、パーソナルトレーニングを始めていろんなトレーナーさんに見てもらってきているのですが、どのトレーナーさんからも体の使い方を褒められたり、これまでの運動経験はないのか確認されたりしているのも面白いなぁと思っています。体の使い方が上手いのだとしたらピラティスの効果なのだと思うのですが、いずれにしても体育が一番不得手な学生時代からするといささか信じられないことだなと思って笑ってしまいます。まさか自分が大人になって体を動かすことで褒められるなんて思ってもみないわけです。ずっと運動神経がない、そういうことに縁がないと思いこんで暮らしてきたので、子どもの頃の私がもう少し早くそういう世界に出会っていたら、体育に対する向き合い方が少し変わっていたかもしれない。
でも思い返すと、体育が苦手だったのって、失敗することを同級生から揶揄われたり、熱の入った同級生から時には怒声が飛んだり、そういうことの積み重ねでどんどん苦手意識を持つようになっただけであって、運動そのものが嫌なわけではなかったんですよね*3。体を動かすこと自体の好き嫌いと、チームスポーツやその周辺の人間関係の好き嫌いとは本来全く別物のはずなのに、前者だけを取り出して学ぶ機会を得ることは割合難しく、結果的に体を動かすことそのものが嫌だと間違った経験学習をしてしまう。体育が嫌いだったという大人の中の割と多くの人が私と同じタイプなんじゃないかなと感じます。教職では全くないのですが、学びの機会を設計する上で考えさせられることがたくさんあるな、とつい職務のことにも思いを馳せてしまいます。長くなりそうなので、仕事の話はまた別の機会に……。
というわけで、最近パーソナルトレーニング通ってるのよという日記でした。ちなみに体の変化は急速ではないですがそこそこ感じており、なんか体が薄くなったな、という見た目の変化以上に、ピラティスのセッションの疲れ方なんかにも変化がありました。ピラティスと筋トレ、どちらも継続することで、自分のありたい健やかな姿に近づいていけるといいなぁと今のところは思っています。
今週のお題「最近やっと〇〇しました」
*1: 書きながら、運動嫌いの割にこう思うようになったのもまた一つ進歩だったな……、と感じます。ピラティスも相性の良く技術ある先生にたまたま出会い、マンツーマンで教わってきていることが要因かなと思います。
*2:楽しいとはまあ思っているが、毎回信じられないぐらい疲れるので、終わった直後には「もう二度とやりたくない……」とは普通に思っている。きっと多くのトレーニーがそう思ってるんでしょうけど……。曰く、ピラティスのおかげで体のどこを動かすためにはどこを使わなければならないという感覚がある程度わかるので、負荷をどんどん上げていくのがトレーナーとして面白いとのこと。
*3: マラソンや持久走は体力がなくて本当に嫌だったし、球技も思った方向にボールが飛ばなくて嫌だったので、おそらく種目によるものも大きいでしょう。向いている種目に出会ってこなかっただけなのかもしれない。